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プ ロ ポ リ ス
ヨーロッパの国々では何百年もの昔から
プロポリスが呼吸器系の疾患などの薬として愛用されてきました。
最近では日本でも
静かなブームを作りつつあるようです。
上の写真がプロポリス溶液の一例です。
普通はこのようにスポイト付きのビンに入っています。
でも、プロポリスって何でしょうか。
良い品質のプロポリスを選ぶにはどのような知識が必要でしょうか。
少し具体的に考えてみましょう。
プロポリスって何?
ミツバチが自分たちの家族を外敵から守るために
巣房(すぼう)や巣箱の隙間を塗り固めるための
特殊なセメントのような物質、それがプロポリスです。
外敵とは、病気をもたらすバクテリアのことです。
プロポリスには、バクテリアに汚染も侵入もされないという
抗生物質のような働きがあります。
ミツバチが自分たちの街(Polis)を守る(Pro)という意味で
この物質はPropolisと名づけられたのです。
ところで巣箱の外の温度変化もハチたちの生育には大敵です。
巣箱のどこかに隙間が生じると
バクテリアが入らないように急いでプロポリスで穴を閉じます。
自分たちの出入り口についても
寒い季節が近づいて家の中の温度が下がり始めると
プロポリスを塗り足して入り口を小さくします。
逆に温度が上がり始めると
塗り固めてあるプロポリスを口で噛みくだいて
入り口を広くして換気を良くするのです。
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写真のように、巣箱の隙間や出入り口には
多くのハチが群がって
プロポリスが塗り付けられていきます。
プロポリスがある程度の大きさになると
小刀などで剥(は)がし取ることができます。
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この写真は巣箱の出入り口にくっつけられた
プロポリスのかたまりです。